西表島ベストシーズン
西表島はいつ行っても素晴らしいですが、どうぜ観光に行くのであれば観光に行くのに1番最適な季節に行けたら1番良いですよね。ここでは西表島の観光のベストシーズンについて紹介したいと思います。
そうは言っても実は西表島のベストシーズンを決めるのはとても難しいです。というのも季節によってそれぞれ違う良さがあるからです。そのため、自分が求めている観光目的に合う季節に行くようにしましょう。
まず、西表島ならではの青くて美しい海、大きな入道雲などの美しい景色を見たいのであれば7月~9月頃の梅雨明け後の夏の季節がおすすめです。海で泳ぐのでもこの時期が何よりおすすめです。ただ、この季節は台風がたくさん発生するときでもあるので、そのあたりは注意しなければなりません。
10月~12月は、ミーニシ(新北風)と呼ばれる北寄りの季節風が吹きはじめ暑さも和らぎ涼しくて過ごしやすい秋を迎えます。気候的に過ごしやすい時期で、カヤックを漕いでもトレッキングしてもちょうど程よく快適です。ただ、海は荒れることが多くなり海でのシーカヤックはコース変更が多くなります。薄着でのシュノーケリングも海から上がった後など特に肌寒く感じます。上原港行きの高速船の欠航が多くなるのもこの時期からです。
西表島をゆっくり観光したいというのであれば涼しくて観光客も比較的少ない冬(1月~2月)がおすすめです。冬は西表島であってももちろん少し肌寒くはなりますが、それでも寒くて観光出来ないぐらいではないので、ゆっくりと観光名所をめぐることが出来ますよ。カヌーやトレッキングなど自然体験ツアーはもちろん1年中体験できますよ。
3月~4月には「うずりんの季節」があります。この季節は徐々に気温があがって来てポカポカ気持ちの良い陽気になるので観光にも良いです。西表島にはお祭りなどのイベントもあるので、イベント狙いで行くというのも良いかもしれないですね。
5月初めはゴールデンウイークで多くの観光客の皆さんが島を訪れます。例年沖縄地方はGW頃に梅雨入りしますが、どちらかといえばカラ梅雨が多いです。GW後~6月後半までは人影まばらな時期でフィールドは貸切になることが多く贅沢な気分を味わえますよ。雨に濡れてもそれ程不快感はなく気温も高いので寒さはそれほど感じません。水辺のアクティビティで多少は濡れるのが前提でもあるカヤックやトレッキングをするには、あまり人のいないフィールドを満喫できるオススメの時期です。
観光に行くときは服装も気になると思いますが、西表島は本土と少し気候が違います。南の島ですが四季はきちんとあるので、冬に行くのであればジャケットも必要になりますし、雨が降るときは冷えるので、ウインドブレーカー、カーディガンなど羽織るものを持っていきましょう。